増水している時はどうしよう・・・

 2010-05-29

場所はいつもの北川辺・・・ 幾日か前までの雨で増水しているだろう、でも濁流でもないはず・・・。

予想通り少しの増水、少し流れが速くなっている感じ。

(予想通りの川の状態だけど、釣りになるだろうか・・・)

自分のやっている釣りは、ぶっこみの釣り。ダンゴのエサを投げ、そのエサは川底でバラける。

で、砂の山のようになっただろうエサを川底のエサを食べているコイが食べ、釣れるという感じ。

流れが速ければ一定の場所でバラけず、流れてしまうだろう。

実際、50の重りを使っても、エサ替えをする為引き上げる時には

最初投げた場所よりかなり下流に流されている事が分かるし、たくさんのゴミを引っ掛けている。

(釣れないだろう・・・。)

いつも思う事、(こんな川の状態の時は流れの遅い所に逃げているんだろうな・・・)。

今日はいいや、そんな場所を探してみよう。

iPhoneのマップで川の形状を見ながらボロ釣り車でゴトゴト川沿いの砂利道を走る。

(・・・あれ?こんな所あったっけ??)

この渡良瀬川に流れ込む小さな川。

竿は1本出せれば良いスペースしかないけど、川の流れは弱く、

主流の渡良瀬に流れ込むこの場所は逃げ込むには良い場所だろうと思いながら

しばらく川を眺める・・・。

と、そこへ魚が2匹泳いでくる。

「でっか!」

その2匹を見て思わず声が出る。

コイだろうか?・・・それとも、アオウオ?ソウギョ? レンギョとか?・・・。

とにかくデカい魚影を見て思う

(この川には確実にメーター声のが居る・・・)と。

(そうだ、パンを投げたら食べるだろうか?水面近くを泳いでいるし・・・。)

この場所から一番近いコンビニまで行き、食パンを2袋買い、戻って川を見ると

もうそこには大きい2匹のコイだかなんだかは居なくなっていた。

(あーあ、居なくなっちゃった)

と、思いながら川を眺めて、なんとなくその下流の方へ目をやると

水面を流れる草か何かを食べているような「パクっ」っとやっているのが見える・・・多分・・・。

自分の場所から30メートル位下流の位置だろうか・・・その横までは木が沢山生えていて

入って行く事は出来ない場所。

(あれはコイだか何だかが、浮いている草とかを食べているんだ・・・ソウギョかな?)

そんな事を思っていた時、とんでもない事が頭をよぎる。

(パンに針を付けてあそこまで流しちゃおうか?)

コトワッテおかないとならないけど、さすがにすぐ手前に居るコイにパンを投げ、食べる姿を

見ている時、「針つけて釣ってしまおうか?」なんて思わない。

 

さっそく、リールから出る道糸に針だけを2本付けて、パンを少しっつちぎっては

2本の針にそれぞれ付けた・・・なんだか2本の焼き鳥のようになった。

で、パンの重さだけで投げる(あまり飛ばないだろうなぁ)。

よいしょと投げると、以外に思う所まで飛んでいった。

パンは本流の流れとは違い、ゆっくりプカプカと流れて行った。

(この浮いたパンを自然に流さないと)。

リールからの糸を川の流れに合わせ、少しずつ出していく。

(自然に流すって、渓流で心掛けているナチュラルドリフトじゃん!)

まさにコイかなんだかを釣る為の、パンのナチュラルドリフトである。

下流へ流れていくパンを身を乗り出して目で追っていく。

・・・・・・・・・で、20メートル位の所まで流した時か、浮いていたパンが見えなくなった。

(食べたのかな?)

リールを巻いてみたけど、軽い軽い・・・ しかも、パンがまだ少し針に付いたままなのが

少し遠目からでも分かった。

(自然にパンが流れていかなかったんかなぁ?・・・簡単に釣れちゃうと思ったけど。)

まだ濡れているパンを外し、新しいパンをまた、2本の針にちぎっては付け、

ちぎっては付け、2本の焼き鳥を作り再投入。

で、「パクパク」やっている所の辺りまで行っただろう所で、かすかに見えていたパンが

消えたような気がした・・・。

(ん?食べたかな?? 少し巻いてみようか?)。

そしたら、「ググッ!!」。掛かった!!

でも、(やばい、川に連れていかれる)。

本気でそう思った。

すぐにドラグを緩め、魚の好きにさせて疲れさせようと思った時、

木のおおい茂っている方へ逃げ込もうと泳いで行った為、はるっぴは戦う事にする(笑)。

ドラグを少し強めの方向に戻し、そっち(木のおおい茂ってる方)に行くな、と竿をあおる。

すると、なんとか方向を変えてくれて、今度は上流側に泳いでいく。

でもまた、変な所に逃げ込もうとする為、竿をあおる。

結構こっちの思うように泳いでくれて、自分の近くまで来た。

「でっか!!で、何?この魚はコイ?・・・。」

少し足元が濡れていた為、滑って泥だらけになり、

やっとタモ(網)に入れられたかと思ったら、網の丸の部分と柄とのつなぎ目の部分から

「ポキッ!」っと折れてしまった。

しかたなく、柄の部分は「ポイッ」と投げ、網の輪の部分を両手でつかみ、

竿は左の脇になんとかはさみ、陸にあげた。

(なんだか、川でおぼれた子を助けた感覚だなぁ(笑))

かなりの重さ、計りたかったけどその手段は無い。

107p メーターオーバー

どうです?  この顔つき・・・ソウギョとかじぁなく、コイでした。

でも、なんだかコワい・・・このコイ。

 

パンパンなお腹ん中には、ヘビとか子ザルとかが入っているんじゃないの?

とか思わせる雰囲気・・・。

本来のぶっこみ仕掛けで釣ったんではないメーター超え。

どう思っているかと言えば、「邪道な釣り方」での成果、あまりうれしくは無い。

ただ、底のエサで釣れない時は、エサを浮かせた釣りもありかもしれない。

 

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